政界きってのおしどり夫婦として知られていた高市早苗さんと山本拓さん。
一度は離婚したものの、4年半後に再び結婚を発表し、世間を驚かせました。なぜ離婚に至り、そしてなぜ再び結ばれたのでしょうか?
高市早苗さんの波乱万丈な結婚生活と、気になる夫・山本拓さんの素顔に迫ります。
高市早苗の結婚歴まとめ!
高市早苗さんの結婚歴は、一般的な政治家とは少し異なる道筋を歩んできました。その特徴的な結婚歴を時系列でまとめてみましょう。
- 2004年9月:山本拓さんと初婚(高市さん43歳、山本さん52歳)
- 2017年7月:協議離婚
- 2021年12月:山本拓さんと再婚
高市さんの結婚生活で興味深いのは、離婚と再婚の相手が同じ人物だという点です。政治家同士の結婚は珍しくありませんが、離婚後に再び結ばれるケースは非常に珍しいと言えるでしょう。
この珍しい結婚歴の背景には、二人の政治家としてのキャリアや価値観の変化が大きく影響していると考えられます。例えば、初婚時は政治的スタンスの違いが目立ちませんでしたが、キャリアを重ねるにつれて意見の相違が生じ、それが離婚の一因となりました。
しかし、離婚後も良好な関係を保ち続けたことで、互いの価値観や立場を理解し合える関係に発展。これが再婚につながった大きな要因だと推測されます。
高市早苗の1度目の結婚はいつ?
高市早苗さんが初めて結婚したのは2004年9月のことです。
当時、高市さんは43歳。一方の山本拓さんは52歳で、9歳年上の再婚でした。
二人の出会いは、政界での活動がきっかけでした。1994年に結成された新党「自由党」での活動中に知り合ったのです。しかし、最初から良好な関係だったわけではありません。実は当初、お互いに「苦手なタイプ」だと感じていたそうです。
では、なぜ結婚に至ったのでしょうか?
転機となったのは、2003年の衆議院選挙でした。この選挙で高市さんは落選。その時、山本さんから励ましの電話がかかってきたのです。この優しい気遣いが、高市さんの山本さんに対する印象を大きく変えるきっかけとなりました。
さらに、高市さんの弟の再就職先を山本さんが世話したことで、二人の距離は一気に縮まります。そして驚くべきことに、山本さんは電話で突然プロポーズ。高市さんは1週間後にOKの返事をし、交際期間なしでの結婚が決まったのです。
このスピード婚は、政界でも話題になりました。披露宴には森元首相や小泉元首相も出席し、政界を挙げてのお祝いムードに包まれたそうです。
高市早苗の1度目の離婚理由はなぜ?
しかし、おしどり夫婦と呼ばれた二人にも、すれ違いが生じてきます。離婚の理由として大きく挙げられるのが、以下の2点です。
- 政治的スタンスの違い
- 政治家としてのキャリアの差
1つ目の政治的スタンスの違いは、2012年の自民党総裁選で顕著になりました。高市さんは安倍晋三氏を、山本さんは石破茂氏を支持。この立場の相違により、家庭内でも緊張関係が生まれたと言われています。
2つ目のキャリアの差も、大きな要因でした。高市さんは内閣府特命担当大臣や総務大臣などの要職を歴任。一方の山本さんは農林水産副大臣止まりでした。この差が、山本さんのプライドを傷つけた可能性があります。
山本さんは「嫁が大臣だから自分はなれない。嫁さんが主で俺が従だから辛いよ」と周囲に漏らしていたそうです。この言葉からも、キャリアの差による葛藤が伺えます。
結果、2017年7月19日に二人は離婚。公式コメントでは「互いの政治的スタンスの違いが大きく、それぞれ信念を貫いて政策活動に没頭したい」と発表されました。
高市早苗の再婚はいつ?
高市早苗さんと山本拓さんの再婚は、2021年12月に報じられました。離婚から約4年半後のことです。
再婚のきっかけとなったのは、2021年9月の自民党総裁選だったと言われています。この時、高市さんは総裁選に立候補。そして山本さんは、高市さんを全面的に支援したのです。
「山本さんの力の入れようは相当でしたね。ご本人に自民党のトップは女性がいいという考えがあったそうで、高市さんへの応援は以前より決めていたのだとか」(政界関係者)
この総裁選での支援を通じて、二人の絆が再び深まったのではないかと推測されています。
再婚の理由として、高市さんの健康管理を含めた私生活のサポート役を山本さんが買って出たという説も浮上しています。政治家として多忙な日々を送る高市さんにとって、信頼できるパートナーの存在は大きな支えになるでしょう。
興味深いのは、1度目の結婚では高市さんが「山本姓」に改姓しましたが、再婚時は山本さんが「高市姓」に改姓したことです。この変更からも、二人の関係性の変化が垣間見えます。
まとめ
高市早苗さんと山本拓さんの結婚生活は、政治家ならではの波乱に満ちたものでした。政治的立場の違いや、キャリアの差による葛藤から一度は別れを選択。しかし、時を経て互いの価値を再認識し、再び結ばれました。
この経験は、二人にとって大きな糧となったはずです。政治家同士だからこそ分かり合える部分もあれば、衝突する部分もある。その両面を経験し、乗り越えてきた二人の絆は、以前よりも強固なものになっているのではないでしょうか。
高市さんは現在、経済安全保障担当大臣として重要な役職に就いています。その激務の中で、山本さんの支えは欠かせないものとなっているでしょう。
政治家としての活動と、夫婦としての絆。この二つのバランスを取りながら、今後も二人三脚で歩んでいく姿に、多くの人が注目しています。高市さんの政治家としての更なる飛躍と、夫婦としての幸せな生活を、多くの人が応援しているのです。
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